キャンプに行く回数も増えて、アウトドアみたいなものにも馴れてきました。
そして、だんだんとテントサイトの改善点みたいなものもわかってきました。
特に感じるのはイスのこと。
ユニフレームのファイアグリルを使っていますが、その際、炭は高温になるのでタープやテントから離れて使っています。
ここにイスが欲しいです。
そこで、ハンティングチェアを自作してみました。


アウトドアはもちろん、インドアでもちょっと座りたいときに使えて便利です。
はじめに
ハンティングチェアとは、その名の通り猟師が狩猟時に持ち歩く、折りたたみイスの事です。
持ち運びに優れているので、アウトドアやキャンプにもうってつけです。
座面は革製のほうがカッコいいですが、今回はキャンバス地で作成しました。
また、金具は専用のモノをネットで購入しました。
また、座面と土台を取り付けるためにローゼットワッシャーというものを使用します。


必要な道具・材料
・電動ドライバー
・木工用ドリル
・ドリルガイド
・ローゼットワッシャー
・木ねじ
・ミシン
・木工用ボンド
・ハサミ
・キャンバス・帆布六号
・糸
・ヒバ・丸棒
・ハンティングチェア用金具
・ヤスリ
・ブライワックス
・ウェス
等々です。
ハンティングチェアの作り方
丸棒の真ん中に穴をあける
土台になる丸棒の真ん中に、金具を取り付ける為の穴をあけます。
購入した、金具の径にあわせて穴をあけて下さい。
ちなみに、丸い接地面にドリルでまっすぐな穴をあけるのはガイドがないととても難しいです。
なんとか頑張ればガイドなしでも作れるかもしれませんが、出来ればガイドを購入することをおススメします。
丸棒の座面取付け位置に穴をあける
土台の棒の先に穴をあけます。
座面を取り付ける木ねじが太いので、木を割らないように穴をあける必要があります。
土台の丸棒のヤスリがけとブライワックス
これは必ずやらなくても良いですが、地面との接地面を丸くすると床を傷つけずらくなります。
また、丸棒全体にヤスリがけをしてブライワックスを塗りこむと、完成度が上がります。
ブライワックスの塗り込み方はコチラの記事からどうぞ。
金具を付ける
特に難しいことはありません。
付けた後に一応開き方がスムーズか確認してください。
キャンバス地をお好みの大きさに裁断する
ここから座面づくりです。
キャンバス地を2枚張り合わせて座面を作るために、三角形に2枚切り取ります。
大きさはお好みですが私の場合は、大体45センチにしました。
縫いしろや、裏返すことを考えると丁度良い大きさだと思います。
また、写真にもあるように、三角のところを補強するための丸い布を三枚用意しました。
意味があるかはわかりませんが、一緒に縫い付けることで、丈夫にしようとの試みです。
キャンバス地を縫い合わせる
2枚のキャンバス地を縫い合わせます。
チャコペン等で印を付けて、針で固定してから縫いましょう。
三角もいい感じに縁取りして下さい。
そして、ここが大事なポイントですが、布を裏返す必要があるので完全には縫い合わせないように気をつけて下さい。
三角の一辺の半分程度残しておけば良いと思います。
ちなみに手縫いでも根性があれば出来ますが、ミシンがおススメです。
裏返して、残りを縫って完成
縫わなかったところから、上手く裏返します。
特に、三角のところは丸くなるように奇麗に裏返しましょう。
最後に、縫わなかった部分を目立たないように縫います。
これで座面は完成です。
座面を取り付け
いよいよ座面の取り付けです。
三角の場所にボンドを塗りこんでから、ロゼットワッシャーと木ねじを取り付けます。
ボンドを塗りこむことで、糸のほつれや、布の綻びを防止することが出来るのではないかと考えです。
完成
これで完成です。
ちなみに、金具のナットが取れやすいので、使うときには毎回はずれてないか確認した方が良いです。
まとめ
キャンプで長い時間座ったり、リビングで日常的に座ることには正直向いていません。
ただ、軽くて場所も取らないので、ちょっと座りたいときや、なにかモノを置きたいときには、意外と重宝します。