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ソトとナカのモノやコト

ベランダがない。休眠させて枯らせたくないという方へ。アデニウムの完全室内育成法を紹介。

 

アデニウム・アラビカムを育てていますが、やっと花を咲かせることが出来ました。

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まだ一輪ですが…

自宅にベランダがなく、完全に室内のみでの育成だったので、上手に育つか不安でしたが、とりあえずは成功と言えるでしょう。

折角なので、完全室内の育成方法で実践したことを紹介したいと思います。

 

 

はじめに

アデニウム・アラビカムとはアラビア半島を原産地とする多肉植物、塊根植物の仲間です。

「砂漠のバラ」という別名があり、その名の通り奇麗な花を咲かせますが、特徴はむしろ花よりも根っこのほうにあるでしょう。

根っこが太く成長するその姿は、独特で不思議な魅力にあふれ、ビザールプランツ(珍奇植物)の一種に数えられてもいます。

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どっしりしてます

また、アデニウムと一言で言っても色々な種類があり、成長の仕方や、花の咲かせ方等が違います。

なかでも、アデニウム・アラビカムは比較的根っこを太らせやすいようなので、おススメです。

 

 

アデニウム・アラビカムの室内育成法

室内育成の基本情報

基本的に、冬を迎え寒くなるとアデニウムは葉っぱを落として休眠をします。

そして、あまりにも寒すぎると、休眠したまま枯れてしまうこともあります。

完全室内管理だと冬でも温度変化が少ないので、休眠をすることはなく、枯れるというリスクも少なく済みます。

私の場合も、休眠をしない前提での育成方法となりますので、まずはそこをご理解ください。

ちなみに、休眠するからこそ根っこが太くなるという説もあるようですが、温暖で休眠しない地域、例えばタイなどで栽培されているアデニウムの姿はとても立派です。

休眠しないからといって気にしなくてもいいと思います。

 

温度管理

高温には強く低温には弱いアデニウムですが、基本的には一年を通して日の当たる窓際に置いて育てます。

気をつけるべきは冬ですが、気温の下がる夜中にはしっかりカーテンを閉める。

もしくは、夜だけ窓際から少し離すなどの対応をすれば葉っぱを付けたままです。

私は北海道在住ですが、窓際がかなり寒くなる真冬でも上記の事を守れば休眠することはありませんでした。

水やり

土がしっかり乾いてから水やりをしますが、基本的には年中あげることになります。

ただ、夏と比べて冬は水を吸い上げる力も弱く、また日照も少ないので水も乾きづらいです。

私の場合は、夏は週一程度、冬は月一程度の頻度でした。

ちなみに、水が多すぎると枝の方からブヨブヨになっていきます。

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ブヨブヨで手で千切れちゃいます

ブヨブヨになった枝はすぐに切っちゃいましょう。

早く気付けば全体への影響も少なく済むので、欠かさず観察しましょう。

 

日照・風通し

夏はもちろん、冬もしっかりと窓際で太陽に当てましょう。

直射日光で構いませんが、場合によっては強い日差しによって、葉っぱが日焼けして茶色くなってしまうかもしれません。

多少ならそこまで気にすることはありませんが、茶色くなった葉っぱは元に戻らないので取っちゃいましょう。

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これが葉焼けです

ちなみに、レースのカーテンなどを使って少しずつ馴らしていくと、夏の直射日光でも

葉焼けすることはありません。

また、外気が10℃を越えてきたら、窓も開けましょう。

植物にとって風通しは重要で、害虫の予防や、土の湿度管理にも一役買ってくれます。

 

土・肥料

用土は多肉植物用の土で、ホームセンターなどで売っているものでも構いません。

肥料も同じくです。

肥料は夏はしっかり用法通りにあげますが、冬はあげる必要はないでしょう。

ついついあげ過ぎてしまう肥料ですが、しっかりと用法を守りましょう。

あまり肥料をあげない方が良いという情報もありますが、ちょっと未確認です。

 

植え替え

植え替えの周期は2~3年に1回、時期は5月とか6月の夏の前がいいでしょう。

一番成長する夏を前に、準備してあげるという感覚ですね。

まずは、用土が乾いた状態で、鉢から植物を抜き取り、バケツに張った水で根を洗います。

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ある程度土を落としてから水で優しく洗います

その後、半日乾かしてから、新しい鉢に植え替えましょう。

水は植え替えてから、2~3日後に与えると良いです。

ちなみに、鉢が大きすぎると、アデニウムが水を吸いきれないで根っこが腐ってしまうということがありますが、経験上はそこまで気にすることはないと思います。

私自身、一気に大きな鉢に植え替えましたが、全然大丈夫でむしろ以前よりも元気なくらいです。

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こうやって見るとかなりの差です

ただ、プラスチックの鉢よりは、水はけがよく湿度調整をしてくれる、陶器の鉢がおススメです。

 

害虫対策

害虫対策ですが、有難いことにいままで害虫に悩まされたことはありません。

基本的に、土が不衛生な状態だと虫が付きやすいということなので、上手く管理出来てるのだと思っています。

また、想像の範囲を出ませんが、完全室内ということも関係あるのかもしれません。

 

剪定

ついつい、枝をいじってしまいがちですが、基本的には何もしません。

枯れた葉っぱや枝を剪定するぐらいでしょう。

栄養を摂取してくれる葉は出来るだけ多く残したほうが、植物の成長にもいいでしょう。

 

 

まとめ

ここまで完全室内育成法を紹介させて頂きました。

同じような境遇、悩みの方の参考になれば幸いです。

今度はより多くの開花。

そして、受粉や種の採取などにも挑戦してみたいと思います。