北海道の長い冬も終わりが近づいてきたので、お世話になったアラジンのブルーフレームヒーターをしまうことにしました。
次の冬まで長期保管する訳ですが、その為にはもちろんお手入れが必要です。
初めてのことなので、どのようなお手入れをすればいいか不安でしたが、付属の説明書に従えばちゃんと出来ました。
ちゃんと手入れすることで、次のシーズンも安心して楽しめます。
はじめに
一般的な石油ストーブよりも、いろいろと繊細なブルーフレームヒーター。
日常のお手入れはもとより、長期保管の場合等は、よりしっかりとした点検をしないといけません。
特に、タンクの中に灯油を入れたまましまってしまうと、それが原因で故障してしまうことも…。
その場合、保証期間中であっても、有償保証となってしまうようです。
このようなことにならない為にも、しっかりとメンテナンスしたいと思います。
ブルーフレームの長期保管方法
必要な道具・材料
定期的なメンテナンスに必要なものとほとんど変わりませんが、一応紹介します。
まずは、付属のしんクリーナー。
そして、手袋、ブラシ、つまようじ、ウェスといったところでしょうか。
あとは、残った灯油を抜き取るスポイトも必要な場合があります。
また、しんに被せるビニール袋と輪ゴムが必要です。
内炎板の掃除
まずは内炎板の掃除です。


このように、内炎板をはずしてブラシで掃除をします。
ついでにこちら側についている、外炎板もブラシで掃除します。
しんの掃除
しんクリーナーで、しんを奇麗にします。
回すと奇麗に削り取ってくれます。
しん外筒の掃除
しん外筒を掃除します。
しんを掃除した時に外筒付近に煤やゴミが落ちていると思うので、外筒は外したほうが掃除しやすいです。


外した外筒を掃除します。
ブラシで落ちない、こびりついた煤はつまようじでカリカリと剥がします。


最後に、外筒の取り付ける場所の落ちた煤やゴミを掃除して、外筒を元に戻します。
その他、全体の掃除
全体の汚れを拭きます。
特に汚れが目立つのは、天板。
濡れたウェスで拭くと奇麗に。


あとは、ガードで手が届かないところもにもホコリが溜まっているので、ガードを外して掃除します。


外すとこんな感じに。
もちろん自己責任ですが、この状態でも使うことは出来ます。
ガードを外したついでに、マイカと呼ばれるのぞき窓も軽く拭きましょう。
このマイカ、見た目とは裏腹に薄く柔らかいです。
力を込めたり、頑張って磨こうとすると、割れて交換するはめになるので、馴れないうちは、乾いた布で磨く程度にしましょう。
耐震自動消火装置を作動させ、しんを下げ、しん外筒ごとビニール袋で包む
しんが乾燥しないように、しんを下げて、ビニール袋で包みます。
このように、しん外筒ごと一緒にビニール袋で包んで下さい。
このとき、耐震消化装置は作動させる必要があると、説明書には書いてあるので、忘れず作動させます。
タンクに灯油が残っている場合は灯油を抜く
タンクに灯油が残っている場合は、灯油を抜きます。
このようなスポイトがあると良いです。
ちなみに、残った灯油は劣化するので、来年に持ち越さない方が良いです。
基本的に、灯油はシーズン中に使いきるのが一番なんですね、難しいですが…。
段ボールや、付属の袋に入れて保管
最後は、付属の袋や、段ボールに入れて保管します。
段ボールは外傷を防ぐためのものですので、保管状況によっては袋のみでも大丈夫です。
ちなみに、私は袋だけです。
まとめ
正直慣れるまでは、ちょっとめんどくさいかもしれません。
ただ、ブルーフレームがどんどん奇麗になっていくのは気持ちが良いですし、次のシーズンに使うのが改めて楽しみにもなりました。
せっかく購入したブルーフレームなので、長く付き合うためにも、しっかりとメンテナンスをしていこうと思います。