オシャレなストーブとして知られている、アラジンのブルーフレームヒーター。
雑誌等に掲載されることも多く、気になっている方もいるかと思います。
ただ、メンテナンスが大変だという情報をよく目にするので、なかなか購入に踏み切れないという方も多いのではないでしょうか。
コチラの記事でも紹介した通り、先日アラジンのブルーフレームヒーターを購入したので、実際にメンテナンスがどれくらいの労力なのか、ご紹介したいと思います。
結果的には、思いのほか簡単でした。
嬉しい誤算です。
はじめに
ブルーフレームヒーターという名の通り、青い炎が特徴です。
ただ、使用するうちに煤やゴミやホコリ等の汚れが原因で、燃焼が不完全になり炎に赤みが増してきます。
赤い炎は奇麗な燃焼ではないので、燃費が悪くなったり、灯油のニオイがしたり、酷い場合は煤も出るようです。
ですので、定期的なメンテナンスをおこない、奇麗な青い炎を保つ必要があります。
ちなみに、メーカーは週に一度以上のメンテナンスを推奨していますが、使用環境でメンテナンス頻度は変わります。
私の場合は、一日中着けている訳でもないので、2~3週間に一度のペースです。
メンテナンスの方法
必要な道具
付属のしんクリーナー以外は、ほとんど自宅にあるもので出来るかと思います。
しんクリーナーはその名の通り、燃焼するカーボンの芯の煤をキレイにするためのものです。
あと必要なモノは、私の場合は、歯ブラシ、革手袋、ウェス、掃除機です。
歯ブラシは細かいところの掃除。
革手袋は手に匂いが付かないように。
ウェスは煤等の汚れを拭くときに、またはゴミや灯油が床に着かないように下に敷くためです。
掃除機は、手の届きづらいところに煤が落ちちゃった場合の掃除に使います。
特に決まりはないので、あくまで参考にして下さい。
ブラシで掃除
まずは、この内炎板というものをブラシで掃除します。
内炎板はこのように簡単に取れます。
ウェスや新聞紙の上で、手袋などをつけて内側と外側を歯ブラシで掃除します。
また、この外炎板というところも歯ブラシで掃除します。
しんクリーナーで掃除
外した内円板はまだ取り付けないで、このまま、芯を掃除します。
まずは芯を繰り出します。
掃除する前の芯はこんな感じ。
そして、しんクリーナーを押し付けてから回すと、みるみる芯が削れて奇麗になります。


何回か回して、削れなくなれば終わりです。
最終的にはこんなに取れました。
この後、芯をもどして、内炎板を付けます。
最後にキレイに掃除して終わりです。
煤が残っていると、不完全燃焼につながるので、しんの近くの煤は特に奇麗に掃除してください。
番外編
これは、燃焼にはあまり関係ありませんが、外炎板に煤がこびりつくのが地味に気になります。
つまようじでカリカリすればキレイになりますので、気になる方はどうぞ。


ただ、その後の掃除が大変なので、あまりおススメ出来ないかも…。
炎のビフォーアフター
左がビフォーで、右がアフターです。


写真でみるとまったくわかりませんが、実際には結構変わります。
もちろん、メンテナンスをしたほうが、キレイで安定した青い炎で燃焼しています。
まとめ
以上が、基本的で日常的な点検です。
結構簡単だったと思います。
私自身、メンテナンスで購入を躊躇していましたが、こんなことなら早く購入しておけば良かったです。
とても素晴らしいストーブで、本当に購入して良かったと思っているので、メンテナンスで購入の足踏みをしている方の、後押しになれば嬉しいです。