先日、オシャレな灯油ストーブとして有名な、アラジンのブルーフレームヒーターを購入しました。
ちなみに、詳しくはコチラの記事で書いています。
このブルーフレームヒーター、自宅だけでなく、キャンプでも使えたりします。
実際の使い勝手がどんなものか、ソロキャンプで使ってみました。
結論的には、キャンプでも十分な機能でした。
はじめに
もちろん、インナーテントをはずして、シェルターとしての使い方ですね。
このヴォールトには、冷気を遮断するスカートが付いていません。
また、ベンチレーションは1か所という、あくまでも3シーズン用のテントです。
ちなみに、この日の予想外気温は10度です。
ハッキリ言って、ストーブの必要性はないかもしれませんが、そこは目をつぶって下さい。
また、テントでのストーブの使用は大変危険です。
自己責任のもと、万全を期して下さい。
気をつけるポイント
持ち運び方法
まずは、どのように持ち運びするかですね。
ブルーフレームヒーターのタンクは、シンプルな構造なので、基本的に灯油は漏れやすいとのこと。
最初は、灯油をカラにして運ぼうと思いましたが、思い切って燃料が半分の状態で運んでみました。
結果的には、まったく漏れてませんでした。
移動時間は車で30分程で、あまり気を使わない、いつも通りの運転でも大丈夫でしたね。
一応、給油口の対策をしてみましたが、それも必要なかったです。
また、重量は8㎏、タンク容量は4ℓということで、灯油を半分入れたら大体10㎏です。
それなりに重量は感じますが、木製のロールトップテーブルで似たような重量のものも存在します。
まぁ、許容範囲内の重さといったところでしょうか。
置く場所
対流式のストーブなので、熱は上から出ます。
横からも多少はでますが、素手でガードに触ってもすぐには火傷しない程度の熱です。
ですので、横よりも上のスペースがとれるような置き方をして下さい。
また、地面に直接接しないように、板か何かを敷いた方がいいですね。
汚れというよりも、キズが付いて錆が起こらないようにですね。
換気の方法
屋内で火を使うときに気を付けなければならない、一酸化炭素中毒。
酸素が不足すると、不完全燃焼がおき、その際に一酸化炭素が放出されます。
ですので、どのような場合でも、屋内で火を使うときには新鮮な酸素を取り入れるために換気が必要です。
このブルーフレームヒーターも、もちろん換気が必要ですが、メーカー推奨は一時間に一回の換気です。
ちなみに、テントではなく、一軒家やマンションなどの建造物の屋内を想定しての目安です。
今回使用したヴォールトはベンチレーションが一か所のみですが、スカートがないので新鮮な空気が入りまくりだと思います。
ですが、念のため一時間に一回の換気をしました。
ちなみに、こんな一酸化炭素の警報機というものもあります。
ちょっと、怪しい商品が混在しているような気がするので私は使いませんでしたが、お守り代わりと思えば良いかもしれません。
こちらのDODの 一酸化炭素チェッカー2の方が信頼性は高いようなので、いつかはこれを導入したいと考えてます。
実際に使用してみる
夜になり気温も下がってきたので、いよいよブルーフレームヒーターの登場です。
ちなみに、何もしない状態でのテント内の温度は、15℃。
このモンベルの温度計は、動きが鈍いのでもう少し低いと思います。
それでは、ブルーフレームヒーターを点火します。
マッチ、もしくはライターが必要です。
点火してすぐには暖かくならないので、とりあえずウォーキングデッドを一話観てから、温度を測りたいと思います。
ちなみに、こんな環境で観てます。
椅子に座って観ていると、だんだん暖かくなってきました。
ブランケットも必要ないぐらいですね。
快適な温度で一話分を観ることができました。
それでは、温度を測ってみようと思います。
なんと、気温は30℃でした。
もちろん、温度計をテント上部付近に掛けてあるからということもありますが、かなり温度があがって驚きました。
体感でも長袖Tシャツ1枚で過ごせるほどです。
ブルーフレームヒーターで、ここまで暖かくなるとは思ってなかったので、嬉しい誤算でした。
まとめ
キャンプ用に特化したストーブではありませんが、キャンプでも十分な機能を見せてくれました。
正直、購入するのを2年ほど躊躇ったほど高額な商品ですが、自宅でも、キャンプでも使えるものなので費用対効果は高いと思います。
また、防災用品にもなるので、石油ストーブをお持ちでないかたは、選択肢の一つとしていかがでしょうか。