いよいよ本格的な冬が始まりました。
「いつか雪中キャンプしてみたいなぁ」的なことを考えていましたが、北海道のこの雪を目の前にして、そんな甘い考えは消え去ります。
ただ冬の間に、アウトドアというかキャンプから遠ざかってしまうのはもったいないので、キャンプ道具のメンテナンスだとかしてみましたが、もうひとつアイデアが。
それはキャンプ料理の練習です。
よく考えれば、夏などのキャンプシーズンに練習してる暇があったら、実際にキャンプに行っちゃえよと思うので、ある意味このオフシーズンこそ、キャンプ料理の練習には最適と言えるかもしれません。
そこで、今回はお米を炊きたいと思います。
ちなみに、炊飯器以外でお米を炊くのは初めてです。
※2018年11月30日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2018年12月17日に再度公開しました。
必要なモノ
まずは必要なものですが、キャンプを想定しているのでなるべく必要最低限の道具で作りたいと思います。
なにより飯盒自体を持っていないので、飯盒なし、アウトドアクッカーのみで炊飯しようと思います。
必要なものは以下の物です。
・クッカー(蓋が必要、なければアルミホイル)
・カセットコンロ
・お米
・水
・軽量カップ、またはコップ
・箸やスプーンなどのかき混ぜれるもの(短い場合は熱いので軍手が必須)
ちなみにコチラの記事を参考にさせて頂きました。
とても細かく書いてあるので、助かります。
調理開始
お米を洗う
まずはお米を洗います。
クッカーのサイズが小さいので、お米は一合にしました。
それにしても、久々にお米を研ぎました。
奥さんに感謝しなくちゃいけませんね。
洗ったあとは、計量したお水を入れる訳ですが、しっかりと水を切っておく必要があります。
炊き加減に影響しますからね。
ざるを使う必要はありませんが、出来るだけしっかり切っておくのをおすすめします。
水の計量
無洗米と普通米で、お水の量は変わってきます。
今回は普通米だったので、一合に対して180ミリリットルでした。
無洗米だと、220ミリリットル必要だそうです。
ちなみに自宅だと計量カップがありますが、アウトドアには持っていくのは荷物になるので、コップなどに印をつけておくのも良いかもしれません。
お水を入れた後に大事なのが、出来るだけ長い時間浸すこと。
この浸し方で、お米の芯の残り方が変わります。
沸騰するまで火にかける
沸騰するというか、吹きこぼれるぐらいまで、強火で一気に火をかけます。
カセットコンロで強火だと、ちょっと強すぎるくらいなので、強火と中火の真ん中でも大丈夫です。
ここで大事なのは、お米がくっつかないように、かき混ぜること。
クッカーにお米がくっつかないようにすることで、出来栄えが良くなったり、その後の掃除が楽になったりします。
沸騰するか、吹きこぼれそうになったら、すぐに弱火にして蓋をします。
出来るだけ弱火で20分
蓋を閉めたら、そのまま弱火で20分です。出来るだけ弱火にしてください。
いわゆる、「赤子泣いても蓋取るな」ってこんな感じだと思うので、蓋は取っちゃいけないと思います。
蓋の上に重しを乗せるといいですよ。
ちなみに、出来るだけ弱火にするという事ですが、室内だと心配いりませんが、野外だと火が消えないようにチェックする必要がありますね。
20分たったら、火を止めて蒸らします。
タオルをかけたり、包んだりしてあげると、保温にもなります。
遂に完成!
どうでしょう、この炊き加減!
ホカホカでとても良い感じじゃないでしょうか。
焦げてる感じもまったくありません。
大成功って感じです。
まとめ
夜の8時頃に炊きあがりましたが、あまりに美味しそうだったので、家族みんなで夜食にしちゃいました。
ガスで炊くと美味しくなるという話は聞いたことがありますが、炊飯器で炊くよりも何となく美味しかったような気がします。
炊飯器以外でお米を炊いたのは初めてだったのでかなり不安でしたが、思いのほか上手くいってよかったです。