子供の為に始めたキャンプですが、今年は結局、デイキャンプが3回、お泊りキャンプには1回しか行くことが出来ませんでした。
いざキャンプに行こうと思っても行けないもんですね。
急な仕事が入ったり、子供の体調がすぐれなかったり。
まぁ、仕方ありません。
ですが、せっかく揃えたキャンプ道具の出番の少なさががどうしても気になっちゃいます。
安物買いの銭失いになりたくなかったので、それなりのものを揃えましたが、もちろん金額もそれなりで、それが災いしたというか…。
せっかく買ったキャンプ道具。
しかも決して安くはない買い物。
だけど、たった数回の出番…。
ケチな私は思いましたよ。
もったいない!
キャンプ道具に十分活躍してもらうにはどうすればいいのか…。
結局、キャンプに行くしかないんですね。
偶然にも妻と子供たちは実家へ里帰り中。(飛行機を使う距離です。)
このタイミングを逃すすべはありません。
使わないキャンプ道具がもったいない。
ただそれだけの理由でソロキャンプに行くことになりました。
ソロキャンプに1日目
いざ現地へ
そして、遂に来ましたキャンプ場。
はい、誰もいません…。
左端にあるテントは私のです。
北海道に住んでいる私ですが、この日の地元の最低気温は5℃!
まぁ、キャンプする人なんて普通いませんよね。
ただ、このあと何人かは来ました。
私含めて五組ぐらいかな。
みんなソロキャンプか多くても2人組でしたね。
1人で来ておいて、何言ってんのって感じですが、ひとりぼっちだと流石に寂しいので助かりました。
ベースキャンプ設営
1人なんでタープもいらず、テントの全室だけで十分って感じです。
秘密基地みたいな感じで、かなりワクワクしてます。
ただ、これ全部ファミリーキャンプのつもりで買った道具ばっかりなんです。
だから、かさばる!
いくら、1人分の荷物だと言ってもかさばります。
なかでも1番かさばるのはテントですね。
設営・撤収はもちろん時間がかかりますし、収納してもかなりの大きさ。
また、広さもどう考えても1人では持て余しちゃいます。
他のキャンパーは、ワンタッチ系のテントばかりで、設営・撤収も早く、荷物も少なめで羨ましかったです。
あと、バイクで来てた人なんか、めちゃめちゃ少ない荷物でしっかりキャンプできてて、荷物の多い私はちょっと恥ずかしかったりしました…。
やることやったら暇
テントも設営したし、さてどうしようかなと思いましたが特にやることはありません。
ハッキリ言って暇です。
馴れてる人は、燻製したり焚火の薪を集めたりするのかもしれませんが、そこまでのやる気もありません。
めんどくさいからね。
結局、ブログを書くといういつも通りの行動です。
でも結局ブログを書くのもめんどくさくなって、スマホで漫画を読み始めちゃいました。
刃牙シリーズが無料配信だったので、つい…。
ここらへんでソロキャンプに疑問を持ち始める私…。
晩御飯と焚火
時間も過ぎてやっと夕食に取り掛かることにしました。
やることがあるって素晴らしいです。
ちなみに献立は、肉のみ。
有名な焼肉屋さんのお肉で、一人焼肉って感じです。
その後はそのまま焚火です。
さっきまではソロキャンプの楽しさに疑問を持っていましたが、なんとか持ち直して、少し楽しく感じ始めました。
早くも真っ暗で寝る時間
8時になったばかりだというのに、もう真っ暗。
普段はこんなに早く寝るはずないですが、やることもないので寝ます。
そして、何となくお腹が痛い…。
普段あんなに焼肉食べないのに、調子に乗って食べ過ぎたかもしれません。
腹痛に気づかないふりをして寝ます。
昼はだらだらスマホをいじって、夜は腹痛に悩まされる。
いったいなぜソロキャンプをしているのか…。
後悔とともに、あることを誓う私。
明日は朝ごはんも食べないで、朝一番で帰ろう。
固い決意と共に眠りにつきました。
ソロキャンプ2日目
イヤでも目覚める
2日目になりました。
なんとか寝れましたが、それにしても寒かったです。
気温は5℃でしたが、DAVADAの安い寝袋を2枚重ねでなんとか寝ることが出来ました。
一応1枚で5度まで耐えれるというカタログスペックでしたが、まぁ安物ですしこんなもんでしょう。
ちなみに起床は朝4時です。
だって寝るの8時ですからね。
あと、なんとか腹痛は治まって安心しました。
ただ、またあの問題が…。
暇。
いや、前日の決意通りに撤収しちゃえばいいんですけど、物音を気にして作業が出来ません。
いくらキャンプ場の朝が早くても4時は異常でしょう。
もう少し様子をみて片づけ作業に移ることにしました。
さてと、スマホいじろう…。
いよいよ撤収開始
6時ごろになると、なんとなく他のキャンパーも起き始めたので、いよいよ撤収開始です。
ここでもファミリーキャンプ用の道具が私を悩ませます。
片づけるのがめんどくさい。
朝からこれを片づけるのはかなりの労力です。
そして、やっぱりテントがめんどくさい。
結局、あとから片づけ始めた人のほうが撤収早かったです。
荷物も少なく、またどうみてもワンタッチテントだったので、やっぱりソロキャンプ用の道具の方が簡単に撤収できるみたいです。
当初の目的としてはゆっくり朝ごはんを食べてからの撤収でしたが、前日の決意の通り、まさかの7時に帰ることになりました。
2度とソロキャンプをしてはいけないと自分に言い聞かせ、帰路につきました。
ソロキャンプの良い点
色々あったソロキャンプですが、楽しかったのは設営のときと、夕飯と焚火のときだけでした。
少ない!
自分でも驚きです。
ただ、2度とやらないとは言いましたが、不思議と年に1回ぐらいはやってもいいかなって気持ちもあります。
キャンプという非日常が刺激的で、その感覚を求めているのかもしれません。
ソロキャンプの悪い点
とにかく暇
キャンプにしっかりとした目的意識がないと楽しめません。
また、それがキャンプならではのモノでないと結局自宅でも出来るんじゃね?と途中で気付いて馬鹿らしくなってきます。
心からキャンプが好きだ、アウトドアが好きだって人以外は、私のように苦痛のほうが多いかも…。
ソロキャンプ用の道具が必要
ただでさえめんどくさい設営と撤収が捗ることで、ソロキャンプの敷居がグッと下がると思います。
そもそも、めんどくさいならソロキャンプしない方が良いんだけどね…。
まとめ
あー、ソロキャンプつまんなかった。
もったいない、という理由で始めたソロキャンプでしたが、まさかこんなに楽しめないとは思いませんでした。
家族とのキャンプはあんなに楽しいのに不思議です。
でも、さっきも書きましたが来年また行ってる気もします。
なんか不思議な中毒性があるというのか…。
つまらなかったと断言出来るのに、また行こうと思わせるソロキャンプ。
きっとまだまだ知らない魅力があるのだと思います。