キャンプ等のアウトドアシーンには、ロースタイルという言葉があります。
いわゆる、座面が低いアウトドアチェアや、背の低いテーブルを使うスタイルです。
ロースタイルは今のアウトドアシーンの主流でもありますが、実はファミリーキャンプにもおススメ出来るスタイルです。
ちなみに私のロースタイルはこんな感じ。
※2018年7月18日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2019年3月22日に再度公開しました。
ロースタイルとハイスタイル
それぞれに適した用途があります。
例えば、ロースタイルはリビングのソファに座っているようなイメージがわかりやすいかもしれません。
焚火を眺めたりなど、リラックスしたいときにとても向いていると思います。
ハイスタイルは「ハイ」とは言いつつも、だいたい普通の椅子と同じ高さです。
感覚としては、ダイニングテーブルで食事をするときイスです。
食事はもちろん、リラックスというよりも、なにか作業をするのに向いていると思います。
どちらも定番のキャンプスタイルですが、子供連れには断然ロースタイルをおすすめします。
子供連れにロースタイルの理由
ハイスタイルのイスって子供には不便
そもそも、未就学児だと1人で座れない場合もあるでしょう。
高くて1人で登れませんし、キャンプ用のイスは子供がよじ登ることを想定していません。
また、キャンプは足場が悪いですから、1人で座れる小学生でも背もたれに寄っかかって倒れちゃう恐れもあります。
キャンプでの食事って、自宅での食事と違って子供はテンションがめちゃめちゃ上がってます。
食事の途中でも立ち上がっちゃったりしちゃいます。
子供が何人かいたり、お友達と一緒の場合はなおさらです。
はっきり言って注意散漫な状態です。
だから、色んな危険を大人が考えないといけないですし、なるべく排除しなくてはいけません。
なにより、せっかく楽しいキャンプに来たのに、何回もイスに座らせてあげたり、 座り方が危ないよと注意するのって疲れるし馬鹿らしくありませんか。
その点、ロースタイルのイスは座面が低いので、自分で簡単に乗り降りが出来ます。
また、重心も低いので、後ろに倒れるだとかの心配もほとんどありません。
子供が眠くなっても大丈夫
日中に子供が眠くなったときですが、テントがあるとそこで寝かせればいいですが、バーベキューのときにはどうでしょう。
テントがないと外で寝かせれる場所ってありません。
そんなときもロースタイルが適しています。
ハイスタイルのベンチは、背もたれのあるものがすくないですが、ロースタイルのベンチにはほとんど背もたれが付いています。
また、ロースタイルは重心も低いので安定性もあります。
ロースタイルのベンチなら横になって1時間程度の仮眠はしっかりとることが出来ます。
コスパに優れてる
例えば、自宅のダイニングテーブルには子供用のイスを用意しますが、同じようにハイスタイルにも子供の用のイスが必要な場合があります。
でも、子供が大きくなったら使わなくなってしまいます。
ただでさえ、使用頻度の少ないものなだけに、本当にもったいないと思います。
ロースタイルはイスがそもそも低いので、大人も子供もありません。
大人も子供も共通で使えるので、とてもコスパが良いと思います。
私が実際に使用している、ロースタイル向きのキャンプギア
スノーピーク・ローチェア30
言わずと知れた、ローチェアの代表格ですね。
機能性はもちろんですが、オシャレなことも忘れてはなりません。
唯一の欠点は値段かもしれませんが、アフターサービスが しっかりしていることを考えれば、仕方ないのかも。
オンウェー・コンフォートローチェア
アルミの折りたたみイス・テーブルを展開している、オンウェーの商品です。
スノーピークのローチェアとは一味違った座り心地で甲乙つけがたいです。
値段が比較的お求めやすいのも魅力です。
クオルツ・フォールディングソファ
アウトドアショップのwild‐1が展開している、クオルツというブランドのソファです。
一般的なキャンプ用のベンチよりも、色々な配慮がされておりおススメです。
クオルツ・クイックセットテーブル
先ほどのソファと同じクオルツです。
クオルツの商品は、比較的安価で、機能性もあり、またオシャレです。
この商品も機能性に優れ、とても気に入っています。
残念ながら、現在は販売していないようです。
並べてみるとこんな感じ
あとは最初の画像のように、小物を揃えるとすぐにバーベキューが始められます。
まとめ
子供が安全に過ごせるようにロースタイルを選びましたが、とても満足しています。
これからキャンプを始める方、道具を新調しようかと思っている方、お子さんがいる方、おすすめします。